恋愛って楽しいのか、辛いのか。。。

私は恋愛経験がほとんどないのでよくわかりません。
テレビで芸能人のゴシップを見るたびに、
「よくこんな男と付き合うよな」
なんて思う事よくありますよね?

なんでだろうな?
と思って恋愛本を調べてたら面白そうな本に出逢いました。

「恋愛依存症 苦しい恋から抜け出せない人たち」 伊東明 著

ここでいう「依存」とは、
酒やギャンブルや買い物やセックスに偏ってしまう事を言います。

ではなぜそうなるのか?
それが解る本です。

初めにも言いましたが私も少なからず恋愛してきました。
思い返せばいつも同じことの繰り返し。
なぜ、あんなことしたんだろう?
なぜ、いつも同じ人を好きになるんだろう?
と、思い当たることがあります。

この本では「共依存症」について重点が置かれています。
そして様々な依存した恋愛の実例が挙げられています。

なんでそうなるの?
と疑いたくなるようなものもありました。

ではなぜ共依存になるのか?

そこには育ってきた環境が大きく関わります。
特に親の影響は大きいようです。

小さいころから様々な抑え込まれた経験をする。
その辛いことでネガティブな学習をしてしまう。
すると、それを再確認しようとして依存した人間関係を築いてしまう。

だがそれは無意識に行っているので、本人はとても辛い。
そしてまた繰り返す。

読んでるだけで怖くなりました。
でも逆に原因にも興味が湧きました。

親がアルコールに依存して、辛い経験をしたら
自分もやがてアルコールに頼る傾向が強くなる。
のように、様々な物に依存していきます。

アルコール依存
薬物依存
買い物依存
ギャンブル依存
SNS依存
セックス依存
DV
尽くすタイプ

私が最も当てはまると思ったのは、尽くすタイプです。

自分を後回しにして人の為に過剰に親切になるのです。

では、どうすればこのような状況から抜けれるのか?
そのはじめの一歩が、「気づく」こと。

今、自分はまた同じことを繰り返そうとしている。
と、自分で認識をして行動パターンを変えていくのです。

初めは出来なくても、気づけたことを良しとするのです。
この、苦しい状況から抜け出すのは非常に時間がかかる根気のいる作業です。

そのためには自分ファーストに生きる。
そして自分の内なる心の声に気づくようになるのです。

私もこうやってブログにアウトプットできるようになりました。
でもそれも3年ほどかかってのことです。

恋愛依存とは、辛い現実から避けるための結果(現象)です。
そしてそれを完全に蓋をして無意識の中に押し込めています。

だから同じことを繰り返すことに気づかないのです。

だから、なるべく専門家(精神科医、カウンセラー)の助けを借りながら、少しずつ少しずつ自分に向き合っていくことが大事になっていきます。

変わることは怖いことです。
だからもっともっと人を頼ってください。
甘えてください。

私もどんどん人に頼っていくことにしています。
でも行動する決断をするのは自分自身です。

この本は自分のこれまでとこれからを認識させられる良い本だと思います。

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