タイトルの通り、

「ひらめき」はスキル(能力)で伸ばすことが出来ます。

持って生まれた才能の人もいるでしょうが、スキルです。

スキルという事は、訓練次第で伸ばすことが可能です。

私は今後の仕事やプライベートでやりたいことを考える時に
「もっといろんなことがひらいたらな。」
と良く思います。

だからこの本はとても「はまる」本でした。
今回は、この「ひらめきはスキルである」について書いてみたいと思います。

この本は「ひらめき」を鍛えるための方法として、
「ノート術」「メモ術」などが書かれています。

ポイントを絞ってみます。

    1. ひらめきを鍛えるノート術
    2. 常にメモるためのメモ術
    3. 20のアイディアリスト術

ひらめきを鍛えるノート術

まずこの本で驚いたのは、「付箋禁止」でした。
理由は「効果が薄くなる」から。

確かに付箋貼り付けてもあまり振り返らないし、結局なんだったっけ?
ってなりがちです。

そこで「A4ノート術」を使います。
1頁または見開きで4等分して、それぞれに思いついたことを書きます。
気づいた事、思いついた事、やってみたいこと、その他
などなど。

ですので、読書中にひらめいたことがあれば「読書は中止」してよいのです。

私も早速ノートではなく、メモ帳(モレスキンみたいなもの)で活用しています。
この方法だと、読み終えた同時にメモの内容と比較できるため、
よりよい読書効果があるように感じました。

この方法の良い点は、
「感情」
を大事にしていることだと自分で勝手に解釈しています。

本を読んでて「これは!」と感情が動いた時にメモることで、
後で見返してその時の感情を再び感じることが出来るからです。

常にメモるためのメモ術

読書で大事なことは、インプットにより
「自分で答えを考えだす」
ことにあります。

その考える力を鍛えるために、メモ術があります。
ざっくり言えば、思いついた事などを抽象的にメモり、

何を?
いつ?
どのように?

と掘り下げていきます。

これらをとにかく経験値として積み重ねていくこと。
ロジカルシンキングみたいなものでしょうか。

思考力がどんどん鍛えられます。
地頭力も鍛えられると思います。

「何が正解か?」
ではなく、
「自分が何をどうしたか?」

を常に考えていけるようになるといいと思います。

20のアイディアリスト術

これは私個人的に良いなと思いました。
私は趣味で歌を作ったりしてます。

特に作詞が大変で、なかなか言葉が思いつかない。

そんな時は、この20のアイディアリスト術。

何かテーマを一つ決めて、それに対して20のアイディアを一気に書き出します。

10個くらいまでは何とか思いつくけど、20個はかなりつらいです。

余談ですが、プロの歌手でデビュー当時に「来週までに20曲作れ」と命令されて何とか作ったそうです。

そしたらその中から何曲かヒット曲が出てそうです。

要するに「数」をこなすってのが大事なのです。

量より質って言いますけど、
それは結果論で、私は質を求めるにはある程度の量をこなして失敗も経験していかないといけないと思います。

そのための「20のアイディアリスト術」なのだと思いました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

私は、「ひらめき」力が欲しくてこの本を読んだのです。

早速、ノート術とメモ術は活用しています。

メモ術はスマホで行うので、どんどんメモが溜まっていきます。

その時は役に立たないかもしれないけど、

別の関係ないアイディアと化学反応を起こすかもしれない。

人に見せるのもいいかもしれません。

こうやって自分の思考回路を整えて鍛えていく。

ひらめきってやっぱり「スキル(能力)」なのですね。

半年後、どのように現実化しているか楽しみです。

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