ストレスの多い毎日に疲れてませんか?💦
仕事、プライベートなど様々な場面でストレスと向き合わなければなりません。
そこで今回は、精神科医である樺沢紫苑先生の著書
「精神科医が教える ストレスフリー超大全」
をご紹介します。
この本を読めば、様々な場面でのストレスへの対処法を知ることが出来ます。
また対処法を実践していけば、根本的な原因も知ることが出来るでしょう。
ストレスについて大切なこと
ストレスは良い物も悪いものあります。
大事なのは「受け止め方」です。
そしてそうできるような「心のしなやかさ」を持つことです。
とはいっても、私はとてもストレスに弱い人間です。
以前よりはストレス耐性は強くなったつもりではあります。
ストレスに対する本はたくさんありますが、どれが正しいのか?
自分に合ってるのか? 解りませんでした。
大事だと思った3つのポイント
この本を読んで感じた大事なポイントは以下3つです。
- 自己受容する
- 書き出してみる
- 元に戻るのは不可能
自己受容する
自己受容とは「良いも悪いも」全て自分だと受け入れることです。
似たような言葉に「自己肯定(感)」があります。
自己肯定感を高めるという事に意識が向きすぎると、自分の都合の良い方にしかとらえない傾向が出てきます。
つまり、自己受容したうえで自己肯定感を高めていく。これが大事です。
具体的に言うと、
「わたし、人と話すのが苦手(下手)だ。」と思っても、
「それも私の一つの個性だからOK。」ととにかく受け入れます。
そして、実際にその人と話すのが苦手と思ってることを客観的に見て、どのくらい問題なの? と考えてみます。
そうすると意外とそんな大した問題ではなかった、と思うかもしれません。
書き出してみる
客観的に自分の問題を見る場合に役に立つのが「書き出すこと」です。
特に「怒り」の感情は役に立ちます。私も腹が立ちやすいので、カチンときたときは一呼吸おいて「紙に今の気持ちを書き出す。」ようにしています。同時に「私は今怒っている。」と感じるようにします。そして数分経って落ち着いた時にその紙を見返すのです。
そうすると客観的に自分の心の状態も把握できますし、感情的にならずに済みます。
また、悩みなどもたくさん書き出すと良いです。
そしてしばらくして見返して、自分自身にインタビューしてみましょう。
「これは、どうしたら解決できそう?」と。
そうしていくうちに「自分一人で抱え込む」ことも少なくなりますよ。
元に戻らなくていい
これは精神科に通ってる私に響いた言葉です。
いつになったら「元の病気になる前の自分に戻れますか?」と思っていました。
ところが答えは「こんな状態になった元の自分に戻ってどうするの?」
でした。
は!っとしました。
戻るよりも、より良い自分に変わっていけばいいじゃないか!と。
そのために私は読書に目覚めたし、色んなセミナーに通ってフリーランスエンジニアになったのですし。
まとめ
このようにストレスとは受けきる強さを鍛えるのではなく、「しなやかに受け流す」ことが大事です。
しかしそれをいきなりやれ!と言われても無理な話です。
だから、今自分が感じていることを感じる
「今、自分は怒っている。」
「今、自分は悲しんでいる。」
「今、自分は恐れている。」
そう思う事(これをマインドフルネス「今ここを感じること」という)です。
これが出来るようになってくれば、自然と「心のしなやかさ」は作られていきます。
だから皆さんも、まずはストレスを感じていることを「受け入れて」みてください。
そしてアウトプットしてみてください。
すべての自分を受け入れてみてください。
そうすれば自然とストレスフリーに生き方が出来るようになるはずです。
そういうことをこの本から学びました。
私もこれらのことを実践していこうと思います。