こんにちは、さんざです。
みなさんは1日の仕事やプライベートなどで「失敗したな」と思うようなことはありませんか?
具体的に言うと、
・ちょっと言い過ぎたかな
・なんか変な間にしちゃったかな
・もっと良い言い方があったかな
などです。
そんな時に「これでいい」または「ま、いっか」と思えますか?
今回読んだ本は、「これでいい」と心から思える生き方 野口嘉則著 です。

この本は、いつも何かに悔やんだりする癖のある人に向けて書いてあります。
逆に言うと「これでいい」と思えない理由やその対処法などです。
かく言う私も、色んな失敗体験からどんどん自信を無くしていきました。
あんなことしなければよかった。
そんな風に意味づけてしまうんですね。
この本で心に残ったのは以下3点です。
1.人は人、相手は相手の問題である
2.自己受容が大事である
3.自然、宇宙と言う範囲で大いなる力に任せる
つい相手の反応を気にしすぎたりして、相手に合わせて「いいなり」みたいに自分の行動を選択してしまう癖があります。
「おはよう」と言っても無視されることもあれば「おお!おはよう!」と元気に返されることもあります。
つまり、自分がどんなやり方でコミュニケーションしても、相手がどう思うかは相手が決めることです。
「自己受容」
これは自己肯定とは違い、自分の良いも悪いも全て「そうだね」と受け入れることです。
無理に自分を肯定したり、自分を好きになったりする必要はありません。
却って辛いですよね。
失敗しても「うん、失敗しちゃったよね。」と次に向けて一緒に進んでやろうと自分に寄り添ってあげるのです。
つい短気起こしちゃうんだよな。でもそれが自分だから。
と全て受け入れるととても心が楽になります。
自然、宇宙とかいうとスピリチュアルな感じがします。
しかしここで言うのは、人と人ではなくもっと大きい範囲で物事を捉えるということです。
何かに失敗しても、後日その経験をもとに結果が出せたらそれは失敗が良かったということです。
このように「これでいい」とは全てを愛として受け入れる。
その様な状態になるのが理想なのだと思います。
自分軸がぶれている人は、孤独感と罪悪感に苛まれています。
そして判断が二転三転したりして失敗を重ねていきます。
しかし、ここでその失敗を受け入れないと自分軸が固まっていきません。
失敗を受け入れるのが怖い。わかります。
だから自己受容するのです。
失敗してもいいんだよ。
と全てを愛として受け取れれば、確実に成長でき「これでいい」と思えるのです。
私も最近はこういう考え方が少しずつ出来るようになってきました。
そうなると1日を憂鬱な気持ちが終わることが少なくなりました。
是非みなさんも、「これでいい」と思える生き方を目指してみませんか?
この本はその道しるべとなれるとても良い本です。
ではまた!

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