こんにちは、さんざです。
最近、やたらと「前向きに!」なんて言葉を目にします。
自己啓発やら流行の歌やら雑誌やら新聞やら。
私も自己啓発セミナーとかで自分のミッションとかビジョンを前向きに考えたりしました。
確かにすごい結果は出ます。
が、なんだろう? とても疲れる。
そしたら自然とこの本に出逢いました。
「前向きに生きるなんてばかばかしい」 黒川伊保子
黒川先生は脳科学の専門家で「ホンマでっか!TV」にも一時期出演されてました。
キャラクターと仰っておられることがすごくしっくりきてたので好きでしたね。
特に女性の立場からの脳科学ってのが面白かった。
婚活で受けたアドバイスとつながるところがあります。
さて、この本を読んで気づいた事を3つです。
1.自分にスポットを当てない(教条主義の罠)
2.やらないことの理由を考える時が一番クリエイティブ
3.夢や目標よりテストステロン
とにかく輝いてる自分! みたいなものをばっかり考えるなってこと。
~~でなければならない。そんな生き方をしてる人って?
エリートですね。
良い学校出て、良い企業に入って、安定した暮らしで完璧な親となり、悠々自適な老後。
一見よさげだけど、こんな人「つまんない」よね。
一杯失敗して酸いも甘いも噛み分けた人が面白いんだ。
人間って「出来ない理由」をとにかく考えるのが好き。
「時間が無いからできない」 → 作ってください
「お金が無いからできない」 → 稼いでください
「やったことないからできない」 → 知らんがな
それだけネガティブな「ぐずぐず脳」のときにエネルギーが使われてるんだよね。
だからぐずぐずしてても怒らないでね。ということです。
夢とか考えるのはいいけど、その前にテストステロン上げましょう。
そのためには生活習慣を整えること。
朝起きて太陽浴びてシャワー浴びて軽く運動する。
まずは行動から入ってみると実感するのが速いと思います。
さて、このように前向き前向きな幻影ばかり追いかけて気が付いたら金と時間を失っていた。
そんなことにならないように気を付けましょう。
久々にスカッとする本に出逢いました。
さんざでした!