こんにちは、さんざです。
今日は「アマゾンのように考える」という本の感想を書いてみます。
著者は元アマゾンの幹部の「ジョン・ロスマン」という方です。

この本で、世界的に成果を出している企業の成功の思考方法を得ることが出来ます。
アマゾンの考え方とは、官僚主義にしない組織体制と、常に自分たちの行動を振り返るシンプルさにあると思います。
ただ、この本は結構難しいため、ある程度マネジメント経験がある人じゃないときついかもしれません。
専門語が頻発し、洋書独特の言い回しがしっくりこないところもあります。
アマゾンは巨大な組織なのに、絶大な信頼を得ています。
そうなるためにはどうすれば良いか?
そんな思考法(アイディア法)が盛りだくさんです。
私が印象に残った部分は、以下のところです。
1.官僚主義体質にしないこと
2.問題を把握する事
3.シンプルであること
事案を通そうとしたいが、上の上のそのまた上の承認を取らないといけないため時間がかかる。
結局「当社のコンプライアンスでは。。。」となってしまう。
そんな官僚主義体制が一番嫌いだと、著者は書いています。
私も嫌いです。
「然るべき手段を」みたいなテレビドラマでよくみるあれですね。
もっとシンプルにスマートに行くべきです。
そして自分たちのチームの行動が、どう周囲に問題を及ぼしているか?
などを常に考えることで、チームの壁を越えた成果が出せるというのも面白いです。
最近、色々成功している人たちの話を聞くと、驚くほどシンプルなのだなと思います。
アマゾンも「シンプル」を徹底しているそうです。
「1.ソフトインストールする。 2.おわり」
このスローガンにはちょっと笑いましたが、これほどシンプルで分かりやすく美しいのは無いと思いますね。
さて、今の自分(またはチーム)の行動を明確に把握し、どのような問題を生んでいるか?
そしてよりシンプルに評価しバージョンアップしていくことがアマゾンの成功の秘訣なのでしょうね。
かなりざっくりでしたが、こんな感じです。
350頁ほどあるので、もっとマネジメント経験を積んでから再読したいと思います。

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