職場ではよく、「メモりなさい」と教えられます。
確かに仕事出来る人は、自分なりにメモを取っているようです。
ではどのようなメモの取り方をすればよいのか?
そこで今回は「メモの魔力」 前田裕二 著
を読んだ感想レビューを書いてみました。
この本はメディアでも取り上げられて有名ですよね。
日頃思いついたアイディアを「メモ」ることでより具現化する事ができます。
また、メモによって思いもしなかった気づきがあったりします。
メモを取ることとは、自分の頭の中の「ぼんやり」したイメージを具体的にしてくれるツールです。
とはいっても、私はメモを取ったら人の話についていけない。
メモをしても、何を書いたのかわからないくらい汚い。
折角のメモがなかなか活かせない状態でした。
そこでこの本を読んで感じたのは以下3点です。
1.抽象化する
2.メモの取り方を身に着ける
3.自分自身を知ることができる
抽象化とは物事を何か別の言葉で表現する事です。
「気の合う同じ年頃の同級生。」を「だち」と言ったりするような感じです。
この抽象化こそが、著者の前田裕二さんの根幹だそうです。
何か物事に対して「どのように?」「なんで?」と考えることが大事です。
この物事の本質を考えることを「抽象化」と言うのだそうです。
具体的には世の中のヒットしている物、話題になった出来事など。
それに対して、「なんでヒットしたの?」「何故起こったの?」
と考えていくと、極端な言い方をすれば
「大好きだから」「不満だったから」
みたいに抽象度の高い言葉が出てきます。
そしたら「これって~~なことではないかな。」みたいに考えていくことが出来るわけです。
ちょっと説明が難しいです💦
また、抽象化していくには「メモの取り方」が大事です。
著者に限らず、著名な方々のほとんどが「ノート見開き」でメモを取っています。
箇条書きや、マインドマップ、イラストなどなど自由な書き方をされています。
著者の前田さんは見開きの左から右へ「事象」「抽象」「転用」という流れで書かれています。
私も最近は同じ書き方をしています。
こうやって見える化することで、思いもしない気づきがあったりします。
またメモのブロックを色分けすることも効果的です。
3つに分けたら3色ペンを使う。
特に赤は記憶に残りやすいから、私はメモはほんとんど赤で書いています。
そしてメモを前述しましたが、メモを取ることで自分がこういう考えしてたのか?!
といった知らない自分に気づかせてくれることもあります。
私の場合は、もっと格好よくなりたいと思って書いてたつもりだったのですが、
よく読んでみたら、結婚して幸せな生活というビジョンがあることに気づかされました。
このようにメモを取ることで、自分の中のモヤモヤしたイメージを具体的に認識することが出来ます。
そうなることで行動計画が立てやすくなり、仕事にもプライベートにも活かすことが出来るようになります。
結果として、心もお金も豊かな生活を送ることが出来るのではないでしょうか?
だからまず、お気に入りのノート、メモ帳を買いましょう。
そして見開きで日頃気になったことを書いて、それに対して「なぜ?」を書いてみましょう。
自分の考え方の癖もわかるし、思いもしなかった自分のビジョンが見えてくるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。