日々の生活で様々な問題があります。
仕事が上手くいかない。
不安が大きくて眠れない。
うつ状態が続いている。
情緒不安定になってしまっている。
そういった状態って辛いですよね。。。
でも解決する方法があるんです。
ずばり!「瞑想」で、意識を研ぎ澄ますことです。
それについて書かれた本を見つけました。
頭を「からっぽ」にする練習 アンディ・プディコム 著 満園真木 訳
瞑想することで「マインドフルネス」にするのが目的です。
マインドフルネスとは、簡単に言うと、
「今、ここ」に意識を集中する事。
「今、ここ」にあり続ける状態のことを言います。
私も長年うつ状態が続いて、感情的に起伏が激しかったです。
ちょっと気に障ると物を壊したり。
笑ったかと思うと泣き出したり。
周りには散々迷惑かけました。
さて、マインドフルネスにあるための手段として「瞑想」があるのです。
この本ではその方法について学ぶことが出来ます。
しかも、1日10分!
ポイントを3点にまとめてみました。
- マインドフルネスと瞑想の関係について
- すべてを受け入れる事
- 瞑想はどこでもできる
マインドフルネスと瞑想の関係について
マインドフルネス状態になるための手段が「瞑想」です。
瞑想ってどういったものか?
ここで重要の事なのですが、多くの人は瞑想を勘違いしています。
「心を無にして長い時間座る」
と思ってました。
お釈迦様が座禅を組んでる画をみたことありますよね?
あんな感じを予想してました。
もちろん上級者はそういったポーズをとりますが、初心者はそこまでする必要ないです。
瞑想することで、「今、ここ」を意識し瞬間瞬間の出来事を体験していくことなのです。
今、風が頬に当たった。
今、地面に足がついている。
今、外で犬の鳴き声がした。
今、花の香りがした。
今、自分は先の不安なことを考えた。
などなどです。
五感のすべてを使って、今起きていることを体験します。
眠いとか腹が減ったということもOKです。
私の場合一番感じるのは、過去や未来のことをつい考えてしまうことです。
そうなると「今ここ」にはいません。
でも「今ここ」から離脱したことに気づいて、元に戻ればそれで大丈夫です。
そのようなことを1日10分行ってみましょう。
出来れば起きてすぐが良いです。
初めのうちは実感がわかないかもしれません。
私は日中の仕事してる時に、考えが飛ぶくせがあったのですが今はかなり減りました。
それくらい効果があると思います。
すべてを受け入れる事
瞑想って意外と難しいです。
誰かに習ってるわけではないですが、自分の感情が動くのが良く分ります。
特に、ネガティブな気分の日に瞑想すると、落ち着いてやってられません。
でもそれでもいいのです。
そんな日もあってOK。
出来ない自分もOK。
先ずは出来る自分も出来ない自分も認めて受け入れることから始めるのです。
出来ないからだめだ!
今ここに集中できないからだめだ!
何て思っては本末転倒。
今日は、うまくできないな~~ でいいんです。
出来ないことを認めると、不思議と出来るようになり自信もついてくるのではないでしょうか?
今、ここ にいるようにする行動姿勢をとるだけでもそれだけの効果があるのです。
特に、感情の動きをよく観察してみると穏やかになれると思います。
瞑想はどこでもできる
瞑想って暗い部屋でやるのかな?
いえいえ、どこでもできます。
びっくりしたのは、歩きながらもできること。
さらに、走りながらや寝ながらも出来る事。
運転中はやめてくださいね!
目を閉じて、じーっとするのではないので納得できます。
歩きながら、足が地面に着くのを感じる。
視覚なら、今目の前にお店がある。
聴覚なら、今車が通る音がする。
触覚なら、今風を感じる。
嗅覚なら、今目の前のお店から良いにおいがする。
味覚なら、今口の中で味がする。
といったことをどんどん経験していくこと。
そうすることで「今ここ」に意識を研ぎ澄ませるのです。
今ここにいると自分を理解できるし、他人も理解できる。
世の中や自然も理解できる。
何事も「今ここ」が大事なのです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このように瞑想はマインドフルネスを得るための有効な手段です。
マインドフルネスになれば頭も「からっぽ」になれます。
つまり、「今ここ」に意識を向けられているということです。
そうすれば正しい理解を得ることが出来、人生をより充実したものに出来るのではないでしょうか?
少し話がそれますが、武道や華道、茶道なども同じだと思います。
今ここで何をすれば相手と調和できるか?
そのためには「今ここ」に意識を向けることが重要です。
そういった意味で「道」がつくものはマインドフルネスなのだと思いました。
皆さんも是非、1日10分瞑想してみてマインドフルネスを得てみましょう。
ありがとうございました。